バランサ Balanca mas nao cai

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■ YOONSANG 4th 移徒 日本語訳 (by アツシ)

Orion ジャケット写真
2 音

僕は すきなものが いくつか あるんだよ
空ほどに 大地ほどに 好きなものが

好きな人が やってきて ドアを叩く音
聞き慣れた音楽が まさにはじまろうとする音

僕は 嫌いなものが いくつか あるんだよ
空ほどに 大地ほどに 嫌いなものが

去ってゆく人が 静かに 部屋のドアを 閉める音
聞き慣れた音楽が ぱっと 終わってしまった音
その音

しょぼくれた肩を とんとんと たたいてくれる音
絶望の涙を ぬぐってくれる音

日の光が 顔を さする音
僕の名を呼ぶ 懐かしい きみの声
その音 その音
おと、おと


3 引っ越し

さあ 出発だと ドアを 叩く音
昼の光が カーテンのない 窓辺に眩しい ある遅い午後
がらんと からっぽの 部屋の中に 溢れる想い出をたてかけて 見ている
                            ぼんやりと
全部 持っていくには 重すぎる 君の 想い出を
もしか 少し 置いていくと言っても 許してくれ 僕を うらまないでくれ

錆びついた 自転車一台 たった何個かの 段ボール
握りしめた手には いつのまにか 暖かくなったカギ それが
                           全てだったのに
結局 みんな そんなもんだよと 僕の肩を 叩いてくれる 君は
                          どこに いるんだ

ぜんぶ 持っていくには 重すぎる 君の 想い出を
もしか 少し 置いていくと言っても 許してくれ 僕を うらまないでくれ

全部 持っていきたい あちこちに 染みついた 君の 息遣いまで
手垢の ついた 二個のカギが 閉められた ドアの 向こうで 落ちる音

 

4 A FAIRY TALE

初めて 君に会ったのは いつだろうか 
それと 初めて 君に会ったのは どこだろうか
もう よく 思い出せないけど そんなのは べつに どうでもいい
今日も 僕は びっくりするんだ 目もくらむぐらいに きれいな 君に
いつから こうなったんだろうか 目が悪くなったのかな?

愛っていうのは 魔法みたいなもの 醜いアヒルは 白鳥に 変わって
顔を 真っ赤にした 怪物さえも もう 怖くない
君の ためならば 君を 守ってあげられるなら

今日も 僕は びっくりするんだ 目もくらむぐらいに きれいな 君に
いつから こうなったんだろうか 目が悪くなったのかな?

愛っていうのは 魔法みたいなもの 醜いアヒルは 白鳥に 変わって
顔を 真っ赤にした 怪物さえも もう 怖くない
君の ためならば 君を 守ってあげられるなら

はじまりは いつも小さく つまらない 偶然
全ての愛も そのすべての 悲劇も
それでも もっと 大事なのは
今 君が 僕のそばに 僕のそばに いるってこと
愛してるって こと

君を おぼえている 誰より その 誰よりも 君を 愛している
僕を おぼえている 誰より その 誰よりも 君が 大事なんだ


6 愛しています

君を 愛しています
未だ 愛を 知れずにいるけれど
この歳に なるほどまでも 君を 愛しています

君の まなざしは 永遠に輝いています 僕を 信じてください
君が 僕を わからないと言っても そうして 僕を 捨てると言っても
バカみたいに その場で・・・・・・・愛しています

僕は 約束します
僕等の 愛が きらきらした光で 染まるのを
君が 僕を わからないと言っても そうして 僕を 捨てると言っても
バカみたいに その場で・・・・・・・愛しています

君を 愛しています
言葉で この思い すべて 表すことは できないけど 僕は 愛しています
君が この心を 許してくれるのなら
この 世界の 終わりまで 一緒に
君を 愛しています
AND I LOVE YOU………

言葉では みんな 言えない 僕は 愛しています


7 RUNNER’S HIGH

待ってろ 今 僕が 君のそばに 走っていってる
氷みたいに 冷たい 風が 顔を なぐるけど
頭の上には 小さな 星達が 一緒に 流れていく
そんな 冬の夜 まばらに 身を縮めた 人々
あの角を曲がれば 君が 見えるから
ちょっと 息を 鎮めなきゃ 最初の 挨拶から どもれないからな

前に いる人 みんな 道を 開けてくれ
白い 息を 吐き出して 僕は 今 走っていく
道で すれ違う 風の 音が 少しずつ 大きくなっていく程 近づいている
あそこが 君の 通り

一歩一歩 君が いる場所に 近づくほど
おかしいな 息苦しさが 少しずつ 楽になって
あの角を曲がれば 君が 見えるから
さあ しっかりしなきゃな 君の 前では 落ち着いて 微笑めるように

前に いる人 みんな 道を 開けてくれ
白い 息を 吐き出して 僕は 今 走っていく
道で すれ違う 風の 音が 少しずつ 大きくなっていく程 近づいている
あそこが 君の 通り

道を 塞ぐ 人は みんな どいてくれ
いつのまにか 見慣れた この通りは そう 君の 通り


8 再会

僕が 覚えている 君は もしかしたら もう いないんだろうか
目の前に 立っている 君は 見間違える程 変わってしまった

こんな風に あなたに また 会うなんて・・・懐かしい ほんとに久しぶりだね
短い 挨拶を ここに 残したまま 来ていた 道を 行かなきゃ
深く 埋もれていた 傷が もう一度 甦る 前に

不意に やってきた 別れに 慣れるなんて できなかった
しばらくは あなたを 忘れたままで 生きていこうと 努力したけど

こんな風に 君に また 会うなんて・・・懐かしい ほんとに久しぶりだね
短い 挨拶を ここに 残したまま 来ていた 道を 行かなきゃ
深く 埋もれていた 傷が もう一度 甦る 前に

あれから 元気だった?
ああ 心配するなよ
じゃあ また どこかで
また 会う 日まで

遅すぎた 遅すぎた
捕まえていたいのに
軽く微笑み 短い 挨拶で 別れる 二人
想い出の 中に 消えていく その 姿 じゃあ さよなら・・・・


10 白く冴えた月に 尋ねると・・・・

私と 居るのに 嫌気がさして 出て行かれる 時には
何も言わずに ただ 見送りましょう
言葉もなく 言葉もなく 言葉もなく

そうしろという 言葉ですか
震える この ふたつの 手を さっと 離してあげること
それしか 私には 残っていないというのに

分かりません 私は 分からないのです
今 何故 生きていかなければ ならないのか
静かに冷たく 砕けた 歳月が どこに 私を 連れて行くのか
教えて下さい 何故 あなたは その 花びらを 踏もうとするのか

私と 居るのに 嫌気がさして 出て行かれる 時には
死んでも いいえ 死んでも 涙が 流れるでしょう
死んでも 死んでも 死んでも

しょうがない 私は どうも できない
でたらめに 流れる 涙を 隠すことが できない
答えて下さい 詩人よ 
確かに これが 最期なのですか
教えて下さい 何故 あなたは 私の 手を 離そうと するのか

哀れな 人
バカみたいに
決して 私を
忘れない 人

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